1990年、 「マジカル頭脳パワー!!」の制作発表に出席した左から木村優子、板東英二、俵孝太郎
元プロ野球選手でタレントの板東英二(ばんどう・えいじ)さんが死去したことが28日、分かった。86歳。高校野球の伝説の投手として今なお残る数々の記録を打ち出しプロ野球・中日で活躍後、タレントへと転身し、軽妙な話術と親しみやすい人柄でお茶の間の人気者に。1980年代から2000年代にかけてテレビ界を代表する存在として一時代を築いた。 【写真】徳島商時代の板東英二さんの貴重なピッチング姿 板東さんは徳島商時代にエースとして活躍し、1958年の全国高校野球選手権大会で1試合25奪三振をマーク、6試合で83奪三振し「伝説の投手」として名をはせた。59年に中日ドラゴンズへ入団し「ON」とほぼ同時代に活躍。69年に現役を引退し、タレントへ転身した。 飾らないキャラクターで、司会者やコメンテーターとして数多くの番組に出演。TBS系「世界・ふしぎ発見!」では放送開始当初から長年にわたりレギュラー解答者を務め、ユーモアあふれる受け答えやリアクションで番組を盛り上げた。 また日本テレビ系「マジカル頭脳パワー!!」でも人気を集めた。司会として番組を大いに盛り上げ、人気バラエティーを支える存在となった。 さらにスポーツを題材にしたクイズ番組「わいわいスポーツ塾」の司会者も担当。クイズ番組全盛期の立役者の一人となった。 ほかにも情報番組やスポーツ番組、バラエティー番組に幅広く出演。さらに俳優としてもNHK連続テレビ小説で好演し、1989年公開映画「あ・うん」(降旗康男監督)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、ジャンルを問わず活躍。唯一無二の存在感でテレビ黄金期を彩った。
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